@article{oai:jobu.repo.nii.ac.jp:00000080, author = {高根沢, 紀子 and TAKANEZAWA, Noriko}, issue = {26}, journal = {上武大学経営情報学部紀要. 2003, no.26, p.162-148, Jobu Daigaku Keiei Joho Gakubu kiyo (Bulletin of Faculty of Management Information Sciences, Jobu University). 2003, no.26, p.162-148}, month = {Dec}, note = {小川作品の特徴として<曖昧さ>はよく言われるところであるが、それゆえに<わからない>という評価をされてもいる。吉本ばななと共に、少女漫画的な作品を書く作家というようなレッテルを貼られ、文学研究のレベルとしては軽視されてきた。芥川賞受賞作「妊娠カレンダー」も例外ではない。<妊娠>を扱ったこの作品は、とくに男性評者からは<まさしく女でなければ理解できない><すさまじい>と敬遠されもした。また、姉の妊娠に向ける妹の<目的がない純粋な悪意>は、作家の特徴である<曖昧さ>で片付けられてきたが、これもまた作家の特徴に還元されて済まされてしまうものではないだろう。作品に描かれたのは《妊娠》そのものの原理であるのだ。}, pages = {162--148}, title = {小川洋子「妊娠カレンダー」論}, year = {2003}, yomi = {タカネザワ, ノリコ} }